ボーンブロスを作ろう!
タイトルの通りです(笑)
ボーンブロスとは要は“骨スープ”です。日本だと“出汁”が想起されます。煮干し!
各国でもこの骨を使ったスープは非常に愛されていて、豚骨スープ、テールスープ、鶏がらスープ、フォンドヴォー、参鶏湯、などなど・・・
形は様々ですが、どれもボーンブロスの要素を持っていると言えるでしょう。
動物の骨にはミネラルやコラーゲンといった微量栄養素が大変多く(例えば牛であれば骨髄が最も栄養価が高いという説もあるようです)、料理の下味に使ったり、スープそのものを飲んだり、様々な場面で活躍してくれます。
胃腸がお疲れの時や、日々の栄養摂取のために、このスープを使うわけです。
上記の通り、元はどこの国にも根付いていたのですが、例えばここ日本でも出汁をわざわざ取るという文化はずいぶんと廃れてきています。
例えばラーメン屋にしても、本物のスープではなく手軽に使える元を使用したり、各家庭でも簡単に使用できるだしの素などが選ばれるようになりました。
しかし、その味にしても、栄養素にしても、このきちんとやった出汁の味には正直勝てないと僕は思ってます。まあこれは食べてみないと分からないんだけどね…。
きちんとやろうとすると、それなりに気を使わないといけないのは特に日本の出汁には言えると思います。難しいよ、和食って(笑)
骨にしても、長い時間煮こまないといけないイメージや、なんとなく大変そうというイメージはあるのかな?と。僕も昔は圧力鍋を使って、結構忙しく作っていました。
が、ここにきて“炊飯器”を使えば、比較的簡単に出来ることが分かりました。
長時間じっくり煮込んだものとは多少差はありますが、それでも美味しくこの骨スープを飲むことが出来ます。
食欲のない夏にもうってつけのスープ。ぜひ取り入れてみれください!
また、いまアメリカではこのスープを使った食事法も注目を集めています。これに興味がある方は、著書を読むことをお勧めします。※下記にて紹介します。
僕はその食事法はやっていませんが、盆風呂は日々の料理に取り入れています(っていうか元々やってたけど簡単に出来るようになったぜ、わ~いです)。
ずぼらさんのためにも、かなりずぼらなレシピにしています・・・(笑)
【豚テールスープ】
・豚のしっぽ ・・2個
・にんじん ・・1本
・たまねぎ・・1/4個
・しその茎・・適量
・カルダモン・・1個
・ローリエ・・1枚
・唐辛子・・1個
・生姜・・適量
・水・・300㏄くらい(笑) 材料が浸るくらいを目安にしてます。
・リンゴ酢・・大さじ1~2
以上です!これを炊飯器に放り込んで、炊飯を押せば完成(笑)
より煮込む場合は、保温にして放置すれば大丈夫です。時間がたてばたつほど、濃くなってきます。
豚のしっぽはスーパーで見つけたものです。骨に関してはなんでもよくて、鶏ガラなんかは比較的安価で見つかります。手羽でも別に良いかと。素材にこだわれればこだわった方が美味しいかなと。
魚の頭なんかも良いですね。ちなみにこれやると分かるんですが、天然と養殖だと香りが違ったりします。天然真鯛の頭スープは、正直絶品すぎます。
野菜やスパイスはお好みです。入れなくても出来ますし、あるいは野菜だけでべジブロスにもなります。僕は無農薬無肥料野菜を使っているので、洗ってそのまま突っ込みます。
気になる人は野菜を避けたり、皮を向くなりするのが良いと思います。
塩を入れていないのですが、あとから味が変えやすいようにです。スパイスも入れると味が決まるので、ごくシンプルに骨だけでも良いかもしれません。酢はこのくらいの量だと風味に影響しません。
残ったガラは、食べられます。骨から外してほろほろの肉を食べたり、ものによっては骨も食べれると思います。ちなみに酢を増やすと、かなり骨が柔らかくなります。
野菜もミキサーなどでペーストすれば、料理の隠し味に使えます。
出来上がったスープは冷蔵庫で保存しておけます。
少なくとも1週間くらいはもちます(密封してね!)。表面にたっぷりと脂が浮くのですが、僕はこれを喜んで飲んでます。なんならバター足してます。
脂爆弾とも揶揄されます。
が、どうしても苦手な人はすくって飲めば良いとは思います(もったいないけどなぁあ)。
ちなみにうまくいくと冷蔵庫でプルプルになります。
水の量がおおいとそこまで至らないことも。経験上、魚と豚のゲンコツが半端ないことになります。
とても簡単なのでぜひやってみてくださいね!!
※余談ですが炊飯器は友人宅のをお借りしました。持ってないんですよwwww
※参考
最強のボーンブロス食事法 https://honto.jp/netstore/pd-book_28398578.html