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クラウドファンディングってなに?


先に言っておきますが、この記事は最後まで読むと“おまけ”がついてます。

映画“DieAter”はクラウドファンディングによって作られました。

これちらほら発信していますが、なんやその横文字は…ってなってる方もいるのではないでしょうか?

これについて解説します。

クラウドファンディングというとかっこよい感じがしますが、要するに…

資金調達です。支援とか募金という言い方でも良いかもね。

今回の“DieAter”でお話します。まず大前提として映画を作るにはお金がかかります。

DieAterで言うとですね。

・取材費

・取材にまつわる諸経費

・機材費

・制作物に関する費用

・監督の人件費

・出演者のギャラ

・流通における雑費

・上映会費用

・宣伝費

…etc

などが主たるところ。大規模な映画の場合、さらに映画料や契約料や著作権費用など、いろんなお金がかかります。

通常の映画は制作会社がお金をかけて作ります(日本ではテレビの会社が多い。映画見るときテレビ局のCMみたいなの出るでしょ?)

また“スポンサー”からお金を出してもらいます。映画製作委員というシステムですね。

映画の件で考えると、出資している場合は影響力も持てます。この辺は株式における株主似ています。制作会社は懇意にしている事務所の役者さんや、関連会社を使うことでキャッシュを回しますし、スポンサーを入れることでCMになるようにします。

例えばJTがスポンサーに入っていれば“タバコ”のシーンを差し込んだり(映画においてタバコのシーンが多いのはJTが大抵スポンサーに入っているからもあるかな。かっこいいってのもあるだろうけど)。

パチンコ会社が入っていればパチンコのシーンが出たり。※ある年代にすごいパチンコのシーンが多いのもそんな関係性だと思う。

わかりやすいのは“魔女の宅急便”ですね。クロネコヤマトがスポンサーについてます。

出資者と製作者は複雑な関係になることもあり、結果映画には規制やら暗黙の了解が増えます。“君の〇は”という作品で、監督が「色々あるのよ…」と答えていたのが印象的でした(ラストシーンが物議をかもしたのだ)。

また、このシステムのせいで好きに映画が作れないんだぬおおおおおお!!と憤怒して作られた映画が“シン・ゴジラ”でした※あれは東宝完全出資のため製作委員会を持ちません。詳しい解説はこちらの記事を参照ください。

映画の資金調達はざっとそんな仕組みです。今話題の“カメラを止めるな!”や“この世界の片隅に”もクラウドファンディングで作られました。

DieAterもクラウドファンディングです。こちらの皆様

クラウドファンディングは群衆(crowd)資金調達(funding)の造語です。主に多くの人から資金を調達します。今回の映画の場合はこんな利点がありました。

1、個人のため銀行や会社などに比べ資金調達しやすい

2、出資者の思想思念を反映させる必然性が低い

という所。

僕の場合は実績のない素人なので、映画を作ろう!!という思いだけでは銀行や制作会社を動かすことはとても難しいです。また、内容的に企画書を叩いても飲み込んでもらえないこともあるでしょう。

もちろん、時間と労力をかけていけば、不可能ではないと思います。

が、今度は2があります。時間と労力を割いた結果、今回のような作品に仕上がらないこともあるでしょう。恐らくチューブ嘔吐の映像などは倫理的にカットしたがるでしょう。

また、もう少しお涙頂戴にしてくれとか、過激な演出は避けてほしいとか、言われても致し方ないです。でもそうすると“世界〇天ニュース”みたいになっちゃうよね。

冒頭10分ですでにおわかりになるかと(笑) こちら

それではとてもじゃないけど“摂食障害”の“ありのまま”を描けません。

じゃあどうする?!

クラウドファンディングでしょ~!!

という発想でした。

一昔前なら出来なかったことが、今は出来ます。すごい時代です。

今回支援いただいた方の中には、まったく顔も知らない方もいました。これはこれですごいことです本当に。

映画自体に意味があると思ってくださったのでしょう。映画を作るのが初めての素人によくぞ出資してくれました。

皆様の感想を見てる限り、意味があったのだろうと思います。

これからも意味は生まれ続ける作品が作れたという自負もあります。※まだ観てない方もいると思いますが、ほんとすごい作品になりましたから。

そんな言うなら観てやるよって方は…こちら(笑)

また、これだけ多くの人がやる意味はあると行ってくれた出資です。現時点では大成功と言えます。

さてそんなクラウドファンディングですが、出資しておしまい!ではない側面もあります。

それは“リターン”が存在することです。大別すると、3種類あります。

A、金銭的リターンのない「寄付型」 B、金銭リターンが伴う「投資型」 C、プロジェクトが提供する何らかの権利や物品を購入することで支援を行う「購入型」

DieAterはCにあたります。映画を見ることが出来るというものが大前提であり、さらには物品でのリターンもあります。ゆえに監督の人件費は殆ど出ませんが…WWW

現在、続編のクラウドファンディングも行っていますが、例えばこんな感じ。

・映画裏話メルマガ登録

・エンドロールにお名前記載(※希望の方のみ)

・オンラインでの鑑賞(※1も鑑賞可能

これは必ずついてきます。

金額によっては、その他のリターンもあります。※一応ノーリターンのものもあるけど、この3つは最低でもつきます。

したがって、単にお金を払っておしまい!ではなく、さらに映画関連の物品や特別な体験(0号試写会や完成披露など)も手に入るものです。

エンドロールに名前が載るというのも中々ないことです。

僕は日本でもトップクラスの映画館で5年間身を粉にして働いてきましたが、そんな体験はしたことありません(笑)

今はそこまで有名な作品ではないかもしれませんが…DieAterはこれからも育っていく作品です。1に関しては、その可能性に懸けて出資してくださったのでしょう。

続編、さらに続編と、もっと頑張っていこうと思っています。

ぜひ2のクラウドファンディングにもご協力ください。予告は出来てるよこちら

まあ資金がなくても作ります(笑)

僕は稼いでいるお金の殆どすべてを映画に突っ込んでいます。 一日のほとんどを摂食障害について考える時間に費やしてます。 毎日、いや毎時間誰かの話を聞いているからね!※ひとりふたりじゃないよww

これ書きながら、遠く離れた地で入院している方と会話してます。

贅沢はしません。イメージないでしょうが、僕の主食はコーヒーかカレー(自炊)なので安いです。

それ以外はコンビニおにぎりが主食ですし、たまの息抜きは高確率でパルムです。

持っているのはあきれるほどの情熱だけ。

1では提示できるものがありませんでしたから、その情熱にかけてくれた人がたくさんいたのでしょう。感謝だ。

2では1の功績も提示できます。

もっと、意味を重ねてくる作品だ。だからそんな言うなら観てみなよと(笑) こちら

ちなみにクラウドファンディングは以下の方法で可能です。

A、ホームページから B、直接手渡し C、直接口座に振り込む

D、現金書留で送る

どれでも構いませんが、Aなら“銀行振込”か“クレジット”か“Paypal”が選べます。 し、その後の手続きはAまたはCだと助かります。

さて、最後になりましたがおまけね!読んでくれてありがとう。

このクラウドファンディングのクーポンです。

Aの方法で購入する場合、クーポンコードを入力するところがあります。

そこに“omake”と入れてください。5パーセントOFFになります。

2万の支援なら、1000円OFFです。10万なら5000円!

読んだだけで付与なので、お得な記事かと…違うか、すみません(笑) ※ちなみに少額なら1000円から支援可能です。

何卒よろしくお願いします。

年内いっぱいやってます。すでに10万超えそうですが、目標達成が早ければ少し追加出しますね。

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