フジムケコーヒーの焙煎について~その1~
どうもこんにちわ。
さて、ここいらで一度フジムケコーヒーのこだわりについて記しておきます。
フジムケコーヒーは自家焙煎を行っております。
これに関してはいろんな試行錯誤を得て“やっぱ自家焙煎や!!”となりました。
と、言いますのもコーヒーには見落とされがちな要素として“鮮度”があります。
“鮮度”?生ちゃうやん。と思われる方もいると思います。
まあ、話を聞いておくれよwww
コーヒーはもとはグリーンコーヒーと呼ばれており、薄い緑色をしております。
こんな感じです。
こいつを火にかけることで、見慣れた茶色の豆に変わります。
うん、かわいいねwww
さて、加熱することで豆は様々な化学反応を起こします。
元々なかった成分などがバンバン出てきます。これによりコーヒーは複雑な味や香りを獲得するわけです。※グリーンコーヒーは苦みや渋みが強いのです!
雑に言えば肉ですよ(笑)
肉を焼けば味が変わりますよね?それと同じ反応が起きるのです。※これをメイラード反応と言います。
しかし、コーヒーの面白いところはここで反応が終わりじゃないところです。
このあと、さらに酸素を取り込みます。代わりに二酸化炭素や香気を放ちます。とくに豆の細胞壁の中にこれは充満しており、粉砕したら香りを強く放つのはこのためです。
酸素を取り込んで、二酸化炭素を放つ。
おお、生きてるやんけwwwww
こうした側面もあり、僕はコーヒーを“生鮮食品”として扱うという意見に賛成なわけです。
しかし残念ながら、この反応は長くは続きません。
やがてコーヒーの反応が終わるとただただ酸素を取り込み、酸化していきます。
つまり酸っぱくて香りのないコーヒーになってしまいます。※味が残っているためこのようなコーヒーでも飲むことはできます。しかしそれはもう別物です。
だってそうでしょう!剥きたてのリンゴと茶色くなったリンゴは味が違うじゃないか!※ここの酸化はまたちょっと話が違ったりするのですけどね(笑)
同様に、粉砕してしまった瞬間に反応も終了します(ち~ん)。
なんせ表面積は何倍にも増えますからね…壁もなくなっちゃうしね…
フジムケコーヒーが自家焙煎にこだわっているのはそのためです。
ぶっちゃけめっちゃめんどくさいんだけどねwwww
美味しいコーヒーを出したいなら手間は惜しめない。
さて、次回はその特殊な焙煎方法について紹介しますね。
またな!!