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サプリメントについて③


ということで、サプリメントを摂取するうえで気を付けてほしいことをいくつかまとめます。

一番気を付けることは、サプリメントは本来は不要であるという点。健康な方が取り過ぎて不調になるなど、愚の骨頂であります。これを避ける必要があります。

本来はきちんとした検査(血液検査、またはオーソでしょうね)を踏まえて、自分に合ったものを摂取するのが良いです。体感で判断する方法もありますが、体感で何とかなるなら、苦労しないっての。そもそも不調になんかならんやろ笑。

それでも生活取り入れていくのであれば、基本的な注意点は抑える必要があります。実際、サプリメントをうまく取り入れて元気になる方もいるわけですから、この辺りの取捨選択は自由にあっても良いとは思います。

超大原則

その1、自己責任でお願いします。

健康の管理においては全て共通です。自分で管理し、自分で決めてください。そもそも自分の健康を、他人に管理されて平気ですか?あなたの命です。

その2、用法用量を正しく守りましょう。

メーカーは安全を考慮してこれを定めています。これを超える場合はリスクを伴います

メガビタミンはこれを超えて摂取することになりますが、当然リスクです。それを踏まえてうえで臨んでください。

気をつけてほしいこと

その1、基本的には海外産

日本のサプリが悪いわけではないです。が、諸外国(特にアメリカ)とは規定が違います。

元々、医療保険制度が無かったアメリカでは研究がずっと日本より進んでおり、成分や性能も良く安価です。一方で、メーカー同士の競合が付きものなので、商品は多く、中には粗悪品もあると思います。お金を払う以上は、それは会社に対する投資になります。良く調べたり、自分で納得のいく道を立てましょう。

重ねておきますが、日本のサプリが悪いわけではありません。総合的に考えて、海外のものがベターであると考えたうえです。※これには葉酸問題やキレート問題が大きくかかわってきます。下に書きます。

その2、飲み合わせについて。

飲むタイミング、量、組み合わせ、この辺は非常に難解です。一応、こういうものがあるので参考にしてください笑。

ややこしいかもしれませんので、とりあえず良くない飲み合わせだけ載せておきます。

どのくらい開けるべきか、は結構異なってきます。気になる人は8時間くらい開けておけば良いと思いますし、2~3時間というものもあります。朝、夜、でわけ、昼は水溶性ビタミンと考えれば楽です。そして基本的には夜の方が吸収率が高いとされます。

→亜鉛、カルシウム、ⅤE、NG

■亜鉛とカルシウムもNG

■オメガ3とVAもNG

他にもいろいろと言われていますが、とりあえずこれでOK。そしてこれを見れば、マルチビタミンなど飲めなくなります。たいていはセットに入れられています。基本的な理論をスルーしている商品を信頼したくはありません。

特殊な注意点

その1、メチル化へたっぴさん

メチレーション回路というものがあります。MTHFrという遺伝子が関わっており、ある物質に対してメチル基を結び付る回路です。

もう考えただけで難解そのものですね。まあ簡単にいうと、これがうまく働かない場合は、正常な栄養吸収が出来ません。そうした場合、本来必要ない機能を叩き起こしたりする必要があります。サプリメントの大量摂取が、かえって他の栄養素を欠乏させてしまうことがあります。

その中で特に優先して考えるべきは、葉酸です。

葉酸にはFolic acidFolate とあります。この違いが非常に重要です。

Folic acid=葉酸

Folate =葉酸塩

です。葉酸葉酸塩 の流れがまさにメチル化を意味し、体内で活性があるのは葉酸塩です。したがって、葉酸を摂取してもメチル化する必要があります。

が、これがへたっぴの場合、様々な不具合が出てしまいます。

しかし日本で販売されるサプリのほとんどは葉酸の方を含んでいます。表記にルールがないので、分からないことが殆どですが、メーカーによってはきちんと“Folic acid”と書かれています。

これは海外産でも同じです。Iherbなら安心、ということはなく、多くは“Folic acid”です。※メチル化へたっぴは日本人に多いそうで、アメリカではそこまで問題視されていないのではないかと思います。

以下のような表記はどちらか分からないので判断がつきません。

Folate (as Folic Acid)

まあ恐らくFolic Acidであるか、または両方でしょう。

B50を摂取されてる方は表記を確認してみてください。

また鉄サプリにも葉酸が含まれていることがあります。これは造血を目的としているので、葉酸、VB12が含まれています。この葉酸がFolate (as Folic Acid)であることもしばしば。※ちなみにVB12もシアノコバラミンとメチルコバラミンが存在し、後者がメチル化されたものです。覚えれるかww

メチル化された表記は以下の表記です。

Folate [from Quatrefolic (6S)-5-MTHF** Glucosamine Salt]

こちらがそのうちの一つ→B50(メチル化済

サプリをスタートしたけれど、いまいち調子が上がらない方、なにかしらの副作用が出てしまう方は、この点を疑ってください。※もちろんこれは一端に過ぎません。

MTHFrについては遺伝子検査も可能です。

こちらがそのうちの一つです→これ

より気がかりな方はそちらも試してみてください。

繰り返しますが、サプリメントは自己責任です。 これらの情報をヒントにしながら、色んな情報収集にぜひ励んでみてはどうでしょうか。

④に続きます。

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